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T-34 レジェンド・オブ・ウォーのZUSHIOのレビュー・感想・評価

4.8
これはもう文句なしにエンタメ映画として素晴らしすぎる映画だった。戦争の惨さはほぼ直接的には描かれることなく、ただ戦車戦の面白さだけを抽出した爽快な映画だった。 ナチスが敵役になることはいつものことながら、ロシア兵もあまり良いイメージでは描かれにくいところを、 映画監督の三宅隆太さん提唱の「蟹と修三理論」的に、すっかりロシアに肩入れして観てしまった。
ロシア(ソ連)映画というと、タルコフスキーの映画のイメージが強くて、文芸的なものを想定しがちだったが、このような一級のエンタメ映画を作れるロシア…今後も期待。
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