リトルマッツ

犬王のリトルマッツのネタバレレビュー・内容・結末

犬王(2021年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

表現のエゴイスティックと
保身のエゴイスティックの対立。
芸術や、新しい思想は
こうして弾圧されてきた。

パフォーマンスのオマージュが満載。
個人的にそうかなと思ったのは
マイケルジャクソン、Queen、
ヘアスプレー、フィギュアスケート
米津玄師の要素が詰まれた曲で
現在に繋がってくる。

音楽と舞踊、引いてはLiveパフォーマンス
名を遺さずとも、表現は潰されない。
いつの時代も。



みたいなメッセージ性を、
感じる作品でした。
筋書きだけ追いかけちゃったり、
近年の湯浅政明監督作品しか観てないと
困惑しそう。
マインド・ゲームが大好きなので
個人的には好きでした。
ちょっと使い回しが目立ったけど。

冒頭の引き込み方、
舞台が開催されるところからの
グルーヴ感が凄まじい。
アヴちゃんの歪みある歌声、森山未來の熱のこもった歌声がスクリーンから突き抜けてくる。
リトルマッツ

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