“湯浅監督meetsアヴちゃん”というほどに、この2人のための映画だったと思う。湯浅監督は本当に足…というかステップに取り憑かれた人ですよね。自由なステップで心を通わせるってそれはもう『夜明け告げるルーの歌』のバリエーションなのよ。ちょうど今年の頭に同じくサイエンスSARUのアニメ『平家物語』がやってたけど、そのテンションとは真逆。なぜこの時代に電気があるの?とかツッコミどころを挙げればキリがないのだけど、そんなことよりアヴちゃんのライブを楽しんでくださいな、そういう映画でした。アヴちゃんの声帯は生物学を超越している。犬王にはピッタリでしたね。とにかく歌がうますぎて絵が置いてきぼりになっている。
