ほりほり

犬王のほりほりのネタバレレビュー・内容・結末

犬王(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

クソ映画には2種類ある。毒にも薬にもならない・上映終了と共に消えていくクソ映画と、無限に語り擦り継がれていくクソ映画で、この映画は後者だった。

前半、物語の目的はぼんやりとして冗長なシーンが続くが、中盤から怒涛のライブパートが始まる。絵面が斬新を通り越してシュールだし友一ブサイクすぎるんだけどこれ笑っていいんだよね?めっちゃ口臭そう!友一パート長すぎない?かと思えば犬王(アブちゃん)パート、圧巻の歌唱力。犬王が凄すぎて繰り返しやってくる友一(友有)パートが苦痛すぎるし、乗り越えるたびに犬王の凄さが際立つ。何だこの交互浴
事前に「ボヘミアン・ラプソディらしい」との情報を仕入れており、1曲目の時点でなるほど確かにボヘミアン・ラプソディなのかもと思ったら鯨がモロwe will rock youなのかよ

ラストライブまで引っ張って・引っ張って・引っ張って期待値上がり切ったところで犬王の素顔公開と同時に本気で吹き出しそうになった。イケメンであれよお前!!!!!!!!!!
ヨーヨーヨーしてる場合かお前ェその照明どこから持ってきた
別にそのラストライブで映画切り上げても良かったのに将軍睨みつける犬王がホアキンジョーカーしてるし、エンディングはアヴちゃんに歌わせないし、ツッコミすぎて疲れた。津田健次郎さんはあまり見ない演技をしてて非常によかったです。
アヴちゃんがまた声優挑戦したらその作品はぜひ観たいと思ったし、女王蜂のライブに行きたいね。
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