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犬王のオのレビュー・感想・評価

犬王(2021年製作の映画)
3.8
平家の呪いで目が見えなくなった琵琶法師、友一と
平家の呪いで異形として産まれた能楽師、犬王の
歴史に残らなかった物語

的な作品

①犬王
歴史に名前はあるけど何をしたか分からないとされている人物

②平家物語
足利義満の政策により歴史の統一化によって語られなくなった、もしくは幕府の都合の良い用に廃止された、改変された話がある(かもしれない?)
→琵琶法師が歌に乗せて口頭で伝承

って言う2つの【語られない歴史】に焦点を当てて「実はこんなことがあったんじゃないか」というストーリーなんだけど

友一(森山未來)のロックンロールと
犬王(女王蜂アヴちゃん)のとんでも歌唱力のミュージカルアニメーション映画
って感じで
テンポも良いし、難しい題材ながら気軽に見れるし、楽しめる作品だった

当たり外れのある湯浅監督(個人の感想です)の中では、四畳半神話大系側のアタリ作品だと思う

シンプルにアニメーションのクオリティの高さとアヴちゃんの歌唱力、森山未來の演技力、津田健次郎の悪役適正、
何を伝えたいかの分かりやすさ
で楽しめた
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