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犬王のkoseのネタバレレビュー・内容・結末

犬王(2021年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

思った事雑記
・ムジュラの仮面・スタルキッド、どろろ、ものの怪の要素を感じた。それは表層的な部分だろうけど、いずれも全て好き

・ジェフベック、クイーン、デヴィットボウイ的なパフォーマンス、曲、ビジュアル。室町の時代にロックフェスの演出があるチグハグさが面白かった。観客のポテンシャル高すぎてウケる

・業病の人がセキュリティーしてんの何故?その他裏方、演出に関わっていてクオリティが高くてプロすぎた。当時の能楽でも実際に関わっていたのだろうか、史実と同じなのかなって言う疑問。

・犬王が実在の人物とは知らなかった。友魚も…?

・足利尊氏の戒名気になったわ、院殿は後付けなのかな。見逃した。

・異形の子に生まれたハンディキャップを埋めていくストーリーかと思ったら普通にフィジカルに恵まれた健常者に戻っていくのね。全盲の友魚は最終的に両腕切り落とされて首切られてる。

・天叢雲剣の刀身が現れた瞬間の表現、最高すぎ。かっけ〜。祟られるとか直視してはいけないとか事前に説明しないあたり不親切(敢えてだろうけど)な京の武士さん…

・犬王のパッパ、死に方がバイオ。雑に死んだな。呪いの能面の正体や、犯行に使った刀とかはその後どうなったんかな

・600年かけてやっと友魚を見つけてセッションがまた始まるのいいね。時の権力者によって消された作品から、表現の自由を学ぶ。
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