このレビューはネタバレを含みます
好きな人に好きと言えるのは幸せなことなんだね
触れることはおろか話すこともままならない二人
言葉に出来ないからこそ
行動が全てを物語る
痛みを伴いながら生きる世界で
痛みを分かち合うために彼は自分の持てる全てを差し出す
自己満足とかそういうことじゃないよ
そんなもんじゃなく
ただ分かち合いたかったんだろうな
彼女の痛みをただただ
誰かを想う時誰かの幸せを願う時
大切な誰かが生きていて欲しいと祈る時
そこにあるのは「愛」だろう
「愛にはあらゆる境界線を超える力があります」