公務員のステレオタイプを具現化したような管理職のおっさんが死期に近づくほど皮肉なことに困難に立ち向かえるようになって小さな抵抗をしていくようになっていく話
無難が嫌いで公務員には死んでもなれないと自分は思っていて全く苦痛ではない作品だったんだけど「安定した職業」を人生に掲げて変化を恐れてきた人たちにとっては観ていられないんじゃないのかな
哲学的なテーマっぽいけれど生物学的にいえば?無難な人生を歩み動物としての本能から遠ざかる生き様は生き物としては生きてはいないのかもしれない。
動物は警戒心をもって常に死の危険ととなり合わせでいるから本来の力を発揮できている。
それらから遠ざかるほど力は発揮できなくなる。だから「何をすればいいのかわからない」になるのかな。