ヨシザウルス

生きるのヨシザウルスのネタバレレビュー・内容・結末

生きる(1952年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

・半世紀以上前、しかも戦後から5年ほどしか経ってない時期に作られた映画なのに、凄く現代の雰囲気を感じた映画だった。

・主人公の生真面目さが俳優さんの仕草や言葉から滲み出過ぎていて、逆に不自然さすら感じたが、だからこそ記憶に残るキャラクターだったなと。

・公務員の現場は「個人のやる気」とはかけ離れていることが染み染みと伝わる作品だった。また70年前にそこを切り取って作品にし、面白くできる着眼点が凄いなと。最後救われない形のエンディングも良かった。