・テンポ感がゆるいしセリフも聞き取りづらかったけど、演出や構図やセリフが毎度一工夫、ふた工夫あって目が離せなかった。
・部下の女性が快活としてて観てて気持ちよかった。
・最初に「お役所仕事のせいで起…
素晴らしい映画だった。名作の誉れに相応しい。後半ずっと泣きながら見ていた。
がんになった主人公が、公園作りに奮闘する話と思っていたので、そのシーンはないのが意外だった。決意をした次のシーンでいきな…
お役所は何もやらないことこそが仕事なのであります。
皮肉たっぷりな現実と、対称的な本人の生きるを全うしようとする姿が良かったのであります。
最後これ🤙🏻は来なかったのね〜。
それがまた良かったの…
渡辺課長が完成した公園のブランコで「ゴンドラの唄」を口ずさむシーン。あの穏やかな笑顔に、死を目前にしてようやく辿り着いた“生の実感”が滲んでいると感じた。生きるとはこういう瞬間なのかもしれない。
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黒澤明映画の「動の映画」が『七人の侍』ならその前作であるこの『生きる』は「静の映画」と言うに相応しい。
2作続けてこんな名作作る監督なかなかいないんじゃないか?探せばタランティーノとかいるか...
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前半から病院、遊び人、若い女性といいペースで進んでいく。
命の重さと命を代償にした行動力が凄い伝わる。
後半はまるで12人の怒れる男たち。おもろい。
最後は渡辺さんの魂を受け継ぐ人が1人しかいない…
カラーバージョンの方を鑑賞。
生きるという事はどういう事か、という素朴で深いテーマを黒澤監督が素晴らしいタッチでスクリーンに描いている。
今回はたった一つの公園を作るために命懸けで奔走するのだ。平た…
人間らしく生きることの素晴らしさ。
胃がんが発覚し、孤独と絶望の中で残りの人生をどう生きればいいか主人公が模索する前半と、死後、葬式に集った同僚たちが主人公の最期の数ヶ月に思いを巡らす後半に大きく分…
お葬式の場で助役が公園建設の1番の功労者は自分だと周りに言い聞かせて他の職員も頷いていたところに、始めから建設を求めていた近所の奥さん方が焼香をあげにきて号泣しているシーンが良かったです。その涙が1…
>>続きを読むあらすじ
市役所に勤める中年課長 渡辺勘治(志村喬)は、30年間机に向かうだけの無為な日々を過ごしてきた。周囲からは「生ける屍」と揶揄され、家族とも疎遠。
ある日、彼は医師から 胃がんで余命わず…