冒頭から引き込まれるレントゲン写真
主人公の眼光、目が語る
ナレーション
くすりと笑わせるユーモラスに
グサリと刺さる鋭さは明快
ハッキリとした輪郭の登場人物達
父親が少し疎ましい、息子と嫁
亡くなった妻
退屈な役所人間
権力者と弱者
さすらいの小説家
遊び人達との夜の世界
生命力溢れる若い女
華々しい学生達
目撃者
心の動きの表現が
動作や目だけでなく
小物や歌もしくは語り
彼が長文を喋るのシーンなど
全くに見当たらないにも関わらず
どんな人物なのかとてもとても
伝わってくるのです
葬式
役所の人間も知りたがる、彼の人柄
観客は教えてあげたい気持ちです
彼の残された時間をどう生きたのか
生きるとは
その時を必死に生きることだと