南半球

生きるの南半球のレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.1
命短し恋せよ乙女。

お役所仕事の不毛さや虚しさはカフカの「城」や「未来世紀ブラジル」でも描かれているが、現代日本にも勿論巣食っていて根が深い。
残りの命の使い方を決心するシーンでハッピーバースデーが唄われる。覚悟を決めた瞬間にすでにその生命が祝福されている。
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