椋とんび

生きるの椋とんびのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.6
NHKで完全版とのことで、前に見たのは完全ではなかったのかも。無断欠勤して歓楽街を彷徨うところはほとんど記憶がなく、新鮮にみることができました。志村喬、ほんとはもっと若かったのね。あの大きな涙がこぼれるシーンは悲哀に満ちていて、今もしこれが発表されたとしたら、間違いなく主演男優賞でしょう。
 千秋実が出てたのねえ。「昨日悲し別で」の映画館の支配人ってこの人だよね。倉本さん、今頃気が付きました。凍死でしたものね。そうかあ。古い邦画を見るのはこういう新しい発見があるから面白いよね。
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