興味深いのが「ガス蔓延」という非日常。
これが今回の脅威ではあるのだが、これは地震や津波。
どんな災害にでも置き換えられるということだ。
それは冒頭の一斉警報アラームが物語っている。
だからこそ観ていて他人事ではないのだ。
余裕で日本でもあり得る。
備えあれば憂いなし。
準備しとかないかんなと改めて思いました。
作品としても面白いです。
1秒も飽きる所なくノンストップで観れる。
スリリングでコミカル。感動。
非常にバランスよく丁寧に作り込まれている。
そして何より「新しいモノ」と「ありふれたモノ
」を駆使した斬新な方法の数々。
この映画のすごい所はココだろう。
社会がパニックに陥った際のそれぞれの反応。
救助の方法。
この辺りは今後の新機軸になるのではないかな。
ぜひ大切な人と一緒に観ていただきたい。
その時護りたいと利他的精神が働くか。
他人を蹴落としてでも生き抜こうとするか。
はたまた速攻で諦めるか。
「私ならこうする」を鑑賞後に議論するのも楽しいかも。
ちなみに嫁は「秒で死ぬ自信がある」らしい。
私は「出来る限り助けて自分も生きる」。
嫁の生命力をもっと上げねばと決意しました。