ジョー

ソウルフル・ワールドのジョーのネタバレレビュー・内容・結末

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

あなたが落としたのは金の魂ですか?それとも・・・

ふとした事故がきっかけで魂の世界へ行くことになった、ミュージシャン志望の音楽教師ジョー。渋々ながらあくまでも自身のためになると思い、生きる意味を見いだせない人間未満の魂”22番”のきらめき探しの旅に同行する。
目的を果たして気づいたことは、初めから銀の斧を持っていたということ。
きらめきを探すために生きるのではなく、日々の中にきらめきがあったのだ。

子供向けにしては少々話がややこしく、人生経験を積んだ大人には入り口と出口が近い。なんだそこにあったんだ系の物語はヒューマンストーリーの鉄板だ。「黒人主人公で長編アニメーションを作る」というテーマが最初から設定されていて、それっぽく人情を載せて完成させた感が否めない。

”ディズニーピクサー史上最も深い感動作”かどうかはディズニーピクサーが決めることではない。そう思わせるタネも仕掛けも見つけられなかった。その言葉はただのディズニープラス入会への売り文句だったのだろうか・・・
ジョー

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