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ソウルフル・ワールドのhitomiのレビュー・感想・評価

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
4.3
あまりにも評判になっているので、2021年1本目にしました。

好きだったけど、前評判が良すぎて期待しすぎた感は否めなかった。でも、すごくよかった!
少し前の悩んでる時期に観たかったなあ。

気づいてる人は気づいてる答えだったんだけど、改めて実感させてくれたのはよかった。そしてまだ悩んでる人には絶対観て欲しい。きっと糸口になると思う。

二次元と三次元の書き分けが美しくて、それだけでも満足。特に二次元のあの感じがすごく好きだった。三次元の質感はえげつないし、さすがピクサー!

そして、ここから先はネタバレありの感想を。






人生に意味を見出す、目的に向かって生きるっていうメッセージ性を持たせることって、めちゃくちゃ散々今までディズニーがやってきたことだと思うけど、それを覆すような作品をこのタイミングで作ってきたのはさすが。
ディズニー(ピクサー)だからこそ、やる意味があるというか、来るものがある。いいねえ。自分たちで塗り替えてく感じ!

わたしは昔からあんまり夢とか持ってなくて、それにものすごく悩んだ時期があったけれど、その頃に観てたら人生どういう風に変わってたのかなって思いました。まあ変わってないかも。

生きることに意味なんてきっとないし、目的もなく生きてていいんだけど、それにポジティブに気づけることって難しかったりする。自暴自棄になってダラダラ過ごしちゃうもん。

こんな時代、こんな時期だからこそ、制限されつつも自分が「生きている」ことにもう一度フォーカスして毎日を過ごしてみようと思った。

特別じゃない、でもこの世に一つだけのわたしの人生、わたしが楽しまなくてどーする!!
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