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見下ろすとそこにのTSのレビュー・感想・評価

見下ろすとそこに(2018年製作の映画)
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ブリリアショートショートシアターオンラインより。他の人も言うように、ヒッチコックの『裏窓』のような設定。とあるアパートの12ヶ所の窓を写した10分間の映像。夜な夜なの光景なのですが、外から女性の悲鳴が聞こえてきます。それに気づいて覗く人もいれば、まるで聞こえないふりをする人など。こんなに人が起きているのに誰も実際に見に行ったり助けようとしない。これが他人の全てでありましょう。わざわざ自ら厄介ごとに巻き込まれたくない、というのが本音。最近見た韓国映画の『目撃者』も思い出されましたね。たった10分で、ずっと定点なのに印象に残る作品でした。
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