映画『青い春』や舞台『怪獣の教え』など豊田利晃監督✖渋川清彦さんというタッグが好きなので観ないわけにはいきませんでした
セリフのない16分の短編映画でしたが、とにかくかっこよくて痺れました
鑑賞料金は1,800円(特典付き)と2時間前後の一般的な映画と同じ価格のため鑑賞前は強気な価格設定だと思いましたが、鑑賞後Tシャツやパンフレットを買ってしまい、一般的な映画より散財してしまいました
2時間に払う1,800円と16分に払う1,800円と考えると食指が動かない人もいるかもしれませんが、映画鑑賞という"体験"の対価と考えると、金額を時間で割る考え方は価値が転倒しているわけで、
あれほどかっこよさに内心が昂って止まない映画は1,800円(もしくはそれ以上)の価値があると思います
渋川清彦さん、松田龍平さん、高良健吾さん、浅野忠信さん、中村達也さんといったキャスト陣に満足しないわけがないのですが、すごく良かったです
この映画に豊田監督が寄せたコメントの「権力のない想像力は無限の未来を夢見る」は『怪獣の教え』でセリフとなっていましたが良い言葉だなとつくづく思います
