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アルプススタンドのはしの方のhiroのレビュー・感想・評価

3.4
青春ってなに?とどこか冷めた感じの高校3年生の
主人公たちがスタンドのはじの方で織りなす群像劇。
自分の学生時代と重ねながら、ちょっと切なくも温かい気持ちにさせてくれるお話でした。

会話の中だけに登場する人物の存在があることで
自然と画面外の世界のことを想像させられるし
最後の方は球場全体まで感じさせられた
この演出はとてもすごかったです。

黒豆茶の話や野球わからない人の野球の会話とか
じわっと笑えるネタも色々あって楽しかった。

ただ残念だったのが演劇をそのまま映画にしたという印象で
映画として観るとところどころチープさが目立ってしまい、そこが気になり集中できなかった(特に序盤で主人公たちが涼しそうに暑い演技をしてるなど、、)
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