このレビューはネタバレを含みます
原作未読で前情報なしで鑑賞。
だけど映画が終わる頃には登場人物みんな愛おしく感じる本当に素敵な映画でした
ちょい役の方も含め登場人物ひとりひとりが
とても魅力的に描かれていて、映画には出てこないけど
この人ってこういう人なんじゃないかなぁとか
このときこういう気持ちだったのかも?など
映画鑑賞後も映画に出てきた彼らのことをつい考えて余韻を噛み締めてました。
この映画ではファンタジーヤクザが出てきて大人の世界を異世界のように描いているんだけど、
私が中学生のとき、自分にも大人の世界がまるで異世界のように見えていたなぁということをこの映画を観て思い出した。
中学生のころの反抗期特有のなんともいえない
感情が繊細に描かれていて、つい自分と重ねて観てしまい多くのシーンで心を揺さぶられ
最後の紅を熱唱するシーンが鑑賞後もずっと心にのこり
カラオケで紅歌いたくなった
紅っていい歌だったんだなぁ