同名小説の映画化、ブノワ・ジャコー監督 x メルヴィル・プポー主演。
主人公の作家エドゥアールが執筆中の小説「贋金つくり」、少年同士の友情、複雑な生い立ち、少年と大人の男の関係(直接的なシーンはないが禁断の関係)が複雑に絡む。
上流家庭の静かな話のようでいろんな愛憎がぶつかり絡まり、嫉妬、鬱、悲劇をもひきおこす。
シーンの切り替わりにいちいち脚本のト書きのようなものが差し込まれ鬱陶しい。
原作は難解・複雑なようなのでそれを見やすくしたかったのかもしれないけど。
説明過多の映画とはまた違う、「○○は追いかけた」「○○は帰った」とかいちいち文章説明出さなくてもよくない?というやつ。演出でやってくれよと。
そんな感じなのでテンポがものすごく悪くてノレず。
小説で読んだほうが面白いかもね?と思ったわ。複雑だろうけど。