あー

SEOBOK/ソボクのあーのレビュー・感想・評価

SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)
3.5
ホントは竜とそばかすの方
観たかったんやけど、流石に
初日のレイトの座席を昼間チェックは
フカフカ席埋まってんのよ🙈
チェック遅かったー。

って事で、フカフカリクライニング
を知ってしまった甘えた身体は
同じ初日の予告で気になっていたこちらを。

研究所で生まれ育った極秘プロジェクト
死なないクローン人間のソボク。

彼を狙う組織から守る為に雇われた
余命わずかな元情報局エージェントの
ギホン。研究所にいては狙われるからと
安全なシェルターへの護送を頼まれる。
ギホンの余命を救う為の治療を受けられる。
という事と引き換えに。

人間と違う成長速度の為、
細胞が成長しすぎると身体が
保たなくなってしまうので
激痛の注射を打たれる。

眠る事は無いし、外に出る事も無い。

研究所にいる間は死ぬ事も無い。

裏では"人間"として扱っていない
研究員もいて、研究材料として
苦痛な注射を毎日受け続けなければ
いけない日々。って辛いよね。
不死に憧れはないから、余計に
"生きる楽しみ"が無い生活って
それが当たり前。って、どうなんだろう。

ソボクに対して、だんだんと
心の距離が近くなっていくギホンが
良かった。ラーメンのくだりとか
ほっこりシーンもある。
ギホンと同じくやめとけ!思ってしまう笑

ラストに向かってソボクの副産物で
得た能力が大発揮されてしまう
悲しさもあるけれど。

毎日眠りについて、また目覚める。
って事に対して色々想いを馳せた映画に
なりました。
あー

あー