Anteater

SEOBOK/ソボクのAnteaterのレビュー・感想・評価

SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)
3.9
不治の病に侵され、余命いくばくもない元傭兵の主人公。
ある時、元同僚から1人の青年の護衛を任される。
その青年によって病気を治してもらうことを約束するが…

初めて劇場で韓国作品を見た!
迫力がすごかった…
カーチェイスシーンや重力を使った戦闘シーンが特に良かった‼
あとは主人公と青年のキャラクターがめっちゃ私の好みだった!
生きることに必死で苛立ちばかりを覚えてしまう主人公と、生まれて初めて外の世界を目にした青年が組み合わさるとこんなに魅力的になるんだぁ…
一緒に行動をしていくうちに徐々に関係性が変化していく様が良かった。
ストーリーは正直よく分からなかった…
以前シネマンションでジャガモンド斉藤さんが「韓国映画は見た後に何とも言えない気持ちになる」と言っていたが、まさにその通りになった。
白黒はっきりついてほしい私にとっては難解に感じたが、そこが魅力なのかも。
イマイチ作品に入り込めず、感動ポイントで泣かなかった初めての作品だった。

あと、自分も一応研究をしているからか、最初の研究所のシーンでいくつか「それはやっちゃダメだろ!」とツッコみたくなってしまった…(笑)
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