kushidayama

映画ドラえもん のび太の新恐竜のkushidayamaのレビュー・感想・評価

3.0
- さぁ今度はキューの番だよ。さぁ、キューおいで -

ドラえもん映画の好きなところはのび太のダメな所といい所が前面に出てること。強くない、カッコ悪い、真っ直ぐで、優しいそして寄り添えるのが野比のび太。

恐竜テーマの映画は三本目。どれだけやるんだと思いつつも本作は関係性が少し違うように感じた。ミューの立ち位置はピー助と似たような感じだけど、ミューとのび太の関係性はより兄弟というか家族に近い関係性。ダメところもお互いに寄り添っていける関係でそれが本作の鍵となる。

「のび太の恐竜2006」からのオマージュが多々見れて懐かしくて楽しかった。ピー助が出てくるタイミングも物語の邪魔をしない、クライマックスでもないリスペクトを込めた登場の仕方。あれから18年も経ってるのか、そりゃ大人になるはずだよ。
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