あおい

少年の君のあおいのレビュー・感想・評価

少年の君(2019年製作の映画)
4.2
イジメを通して出会う優等生とチンピラの格差純愛の話なのだけど、不思議と心に残るのは、過熱する歪な受験競争。受験がもたらす様々なゆがんだ親子たち。うすーく社会批判してるような印象をもった。検閲も厳しそうだし、エンディングの解説もいやらしいけれど、映画そのものは、とてもよかった。

wasとused to beの伏線も効いてる。

主役の女の子が、抜群にいい。背負ってるもの、環境が凄すぎて、想像もつかないけれど、芯がある強い彼女に、心ひかれる。
あおい

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