大学で皮膚科学の研究をしているマリ・クレールは、夫と年頃の息子や娘と優雅な生活を送っていた。しかし、彼女は皮膚科学の研究の一環として自らの身体を使って何人もの男たちと関係を持っていた。
クレールが皮膚科学の研究をしていることとその研究として何人もの男と身体を重ねることは研究を言い訳にして自らの快楽を満たしているだけなのか本当に研究が大事でしていることなのか、それはたぶん両方だから、夫のことは愛しているがそれを打ち明けると夫はそんなの浮気だって出ていくことになってしまったのかな。
愛していても一緒には暮らせないってこういう事情もあるってことなんだな。
研究の件にしろ娘の経験暴露にしろ友人のことにしろ、研究という一つの筋がはっきりしているので話がブレることなく、ほかの話も掘り下げれる部分があるので官能映画というよりも普通の映画として成り立つ作品だなと思いました。