ヘラルドスクエア

オフィーリア 奪われた王国のヘラルドスクエアのレビュー・感想・評価

2.8
映像がとても美しいです。
誰でも楽しめますが
これ以上ない悲劇ですわ。
四大悲劇の一つですから、当然かぁ。
面白い解釈が随所に。
シェークスピア物はなるべくチェックするよう心がけています。
オフィーリアはハムレットにとって美の神、天使でなければいけないはずが…やたら強くて主張する現代風女性像に置き換えていました。
デイジー”レイ”リドリーさんですからね!
まぁハムレットも身分の差を超えた恋愛の割には、さほどぞっこん感出してなかったし、こんなもんですかね〜。
かたや王妃ガートルードは自由奔放で天然の悪気のないキャラが良いはずですが、ここではあまり主張のない従う女になっていました。最後の最後に爆発って感じで。
個人的にはナオミ ワッツさんのガートルードがあえて控え目な演技でハマっていると感じました。
「尼寺へ行け」のシーンは監督さんの腕の見せどころでしたね。やってくれましたー。