ブロードウェイのミュージカル「サラフィナ！」の
出演者たちが南アフリカで体験したこと
今どんな気持ち思いなのかをインタビューする

1976年 南アフリカ
学校に警察がいつでも銃を持って立っている
毎日のように誰かが勾留されて
授業中に戦車の通る音が聞こえてくる
アパルトヘイト政策による学校での
英語に代わるアフリカーンス語の授業に
激しい反発が起こる
劇作家ムボンゲニ・ンゲマはネルソン・マンデラの
影響の大きさを話していた

ソウェト蜂起

ソウェトでは学生たちのアフリカーンス語強制
人種隔離に対するデモが起こる
警察隊が銃を向けて催涙ガスを放つ

泣いても助けてもらえない
だから笑うことにした
亡命者としての自分は何ができる

メディアでは伝えられないものを
舞台の上で歌う姿に心を動かされる

アフリカーンス語で「分離」という
意味のアパルトヘイト
肌の色の違いではなく文化の違いを
認め合える違いにしたい

Nelson Mandela(1918-2013)
Republic of South Africa, 1976

ミュージカル「サラフィナ」の上演、スタッフ、キャストへのインタビューなどで構成したドキュメンタリー。南アフリカのソウェト高校生街頭デモの２３人射殺に対する抗議の声でもある。
PARCO PART3にて