ボグリアーノが商業映画デビューする前に携わった病院チマツーリホラー。

フォワードさんから出ているボグリアーノDVDボックスに封入されている特典DVDの中にボグリアーノの幻の未公開短編映画として同梱されているけど、コチラはボグリアーノはボグリアーノでもボグやんと共同で監督、脚本に携わっている兄のラミロ・ガルシア・ボグリアーノが監督を務め、ボグやんは今作では脚本担当なのでアドリアン・ガルシア・ボグリアーノの監督作品ではないよね笑

ダ・マ・サ・レ・タ


とある病院に重傷の女が運び込まれて来た。
どうやら事件現場は彼女以外の全員が惨たらしく死に、唯一の生き残りらしい。

しかし1人の医師が『こいつは黒魔術の儀式で町を滅ぼすヤバい女や〜！』ってトチ狂ってナタで病院の医師や患者どもを滅多切り。

トチ狂いナタ男と謎の少女の地獄の病院追いかけっこが始まるのだが、、、


ボグリアーノの兄の作品は初めて観たけど兄弟だけあって結構ボグやんと似てる撮り方よな。
短編ということもあり謎を深掘りすることもない感じで可もなく不可もなくなホラーと言ったところ。

同じ特典ディスクにはその他にもルームズの出演者や監督、プロデューサーのインタビューもあり、イタリアンホラーやジャーロに影響を受けて弱冠17歳の高校生でルームズを撮った製作の裏側なんかも聞けて楽しかったですね。

アルゼンチンでは検閲を食らったりとかなり映画作りに苦労したらしかって、やっぱホラー映画を作んのはどこの国でも大変なんやねぇ〜
それでもアルゼンチンの人を驚かせるようなヤバいやつ撮りたいって意気込みだけは一丁前でこの子、17歳で既に立派になる未来しか見えません。

フォワードさんにはそんなボグリアーノを発掘して頂いて感謝しかないですわぁ

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