劇場のTiのネタバレレビュー・内容・結末

久しぶりに2回目見た

プライド高くて尖ってて何にも素直になれなかった永くんが「才能が足りへんのやろな」って言ったチャリのシーンがものすごくグッときた
失うことを意識し始めてやっと素直になれた永くん。もっと早くさきちゃんの優しさに応えられてたら良かったのにって、あの時、永くんも思ったかな。

叶えられなかった自分の夢を永くんに投影して一緒に何者かになることを夢見たさきちゃん。「ここに帰ってくるからゆるせてたんだよ」ってセリフがまさにそれかなと。
永くんがもっと優しかったら、素直だったら、今でもまだ永くんを支えてたのかな。

それぞれの道を選んだ二人の、後悔だらけの日々。最後はごめんねって二人とも思ってたんだろね。会いたい人には会いに行こう、そう思える映画でした。いい作品だね。
主演のお二人の演技がストーリーを底上げしてると思う。山崎賢人のターニングポイントはここじゃないかなと勝手に思ってる。