このレビューはネタバレを含みます
純愛
不器用で世間知らず
自分だけの世界だったくせに
いつの間にか
知らない間に
自分だけの世界じゃなかったんだと
気付いた時にはもう遅くて
気付いた時にはいなくなっていた
伝えれていたはずなのに
愛してやれたはずなのに
そんな男の最後の最高の悪あがき
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何がと言われれば何がかは分からんけど
めちゃくちゃよかった
"純愛"って言葉が浮かんだ
愛し方が下手なだけ
伝え方を知らなかっただけ
ただこんなにもさきが愛する存在だったこと
永君は気付いてなかったんかなと
失ってから気付いたのか
気付かないようにしてたのか
桜のシーンは知らん間に涙が出てた
今までのことを取り返すような必死さと
でもすごい穏やかに感じる優しさが
入り混じってた
彼なりの最高の愛の伝え方で終わり
終わり方は予想してなくて
ぐわっと一気に持っていかれた
また気づけば涙が出てた
気付くのも伝えるのも遅かった
やけどちゃんと伝わって良かった
2人が別々の道を歩んでも
この先もずっと特別な存在なんやろうな
前に進んで
幸せに生きて欲しいと思った