はまち

劇場のはまちのレビュー・感想・評価

劇場(2020年製作の映画)
4.0
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおああおおおおおおおおおおおおおおおあおおおおおおおおおおおおおおおおおお男ってめんどくせぇ〜〜〜!

で、片付けてしまいたいけれど。

永田のような男と一度は付き合っておくとあとあと楽かもしれないな。
そうねせめて20代前半くらいまでに。
勉強になる、経験値が高まる。
そんな男だね。
精神を病むとは思うけど。

男の人のプライドって女から見ると、
「それ、要る?」
みたいなの多いよね。
プライドが高いというか、
プライドが、広い?
そこを、うまいこと流したりチャチャ入れたりして転がせる女になりたい。

でも下手な胸キュン♡ラブストーリーよりすごくよかった。
リアルで、脈絡なくラブシーンとかでまるめこまない感じが逆にキュンとした。

山﨑健人と松岡茉優ペアもほんとうまかった。
なんかこう、男のどうしよもないクズ感を色気に変換してくる感じ?とか、
女の、なんでも受け入れられる器を持ってさんざん甘やかすのもなんてことないのにただ一点だけの絶対譲らない部分でこじれ始める感じとか、
後半はヒリつく描写が続いて胸が痛い。
この2人は惹かれあっているのか、
結局、相性が悪いのか、
いやたぶん冷静にみたら相性は悪かったと思うのだけど、
そもそも恋愛って相性とか関係ないのかもしれないよなーとか、
けっこう色々と考えさせられた。

めんどくさくて、イラッとして、若い頃のうまくいかない恋愛、未熟な人間の不器用な恋愛、だからこそドラマになるんだと思った。
そしてこうしてドラマになることで、
同じ境遇にいる人たちを救ってくれるような。
だってさー、上手に器用に誰かを好きになることなんかできないよ。
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