遂に観ました。ええ。風変わりな映画でした。ええ。
売れない演劇の脚本家である永田と彼を支えたい沙希の癖の強いラブストーリーでありましてな、二人とも性格が真逆なんです。ええ。そしたらば不器用故のすれ違いやら何やらってヤツで永田が寅さん以上に女心を理解しようとしない。ええ。
でもこれがごっつええくらいに良い意味で印象的だったのですよ。ええ。ロッキー以上に寅さん以上に永田が不器用なおかげで作品の印象付けに一役買っておりましてな、感情移入が出来ない代わりにこうした面で筆者の感情を揺さぶってくれたので満足でございます。ええ。
でもでも、正直言うと主演二人とも演技がやや微妙だし演じてるキャラもややバカっぽいのです。ええ。それに、実を言うと途中までは思う事の方が沢山出てしまい映画本編どころではなかったのですが、終盤のアレでそういう事だったか！とモヤモヤが全て一気に解消されたのでこれは良作です。ええ。
それにしてもこのやり方はセコくないか？いやいや面白かったのでこれで結構毛だらけ猫灰だらけです。ええ。
山崎賢人のやや演劇くさい演技が今作の場合だとプラスに働いていておりました。ええ。
というか全員が敢えて演劇くさい演技をしている様にも見えたのです。ええ。そこの統一感は上述の終盤にも繋がっていて良かったと思います。ええ。
