ひろき

ブラック校則のひろきのレビュー・感想・評価

ブラック校則(2019年製作の映画)
2.0
彼女にこの映画今度観ようと言われ
口コミを確認しに来た男性諸君へ。
*盲目的ジャニオタ、中学生、海外かぶれ、この3つのどれかに当てはまる方にはこのレビューを読むことはオススメしません。そのまま楽しんできてください。













内容を要約すると

根本的には正しいのに誇張の激しい悪意ある台本により悪役にされている教師達と
学校での自由をはき違え、「好き!」という理由だけで、ワガママを押し付けようとする主人公が戦う
青春ラブストーリーです。

個人的にはこういう作品こそ誰に見せるべきか考える必要があるため、R18指定で良いと思う。

以上


作品について
・演技難易度が非常に高い内容であったのに関わらず、高橋海人?君かな、第二主人公が遜色なく演じられていて素晴らしかった。
・佐藤勝利の顔○
・成海璃子の胸○
・ラストの佐藤勝利演説シーンで、飛ばされるヤジのほうが的確で笑える。
・(作中では)1度見かけただけで、好き。とか言って行動できちゃう学生時代を思いだせてエモい。
・最近の若者を大人がどんな生物として認識しているのか、確認したい方の1つの指標になる。
・日本の学生や学校をただ思考停止でバカにしたい時に丁度良い。
・小中学生の読書感想文より薄いストーリーに、私の生後では1度も実際聞いたことがないような台詞回しを重ねることで、様々な年代の方が楽しめる。
・カットの大切さやトークの間の重要性を学べる。
・親になり、子供の付き添いでアンパンマン見に行く気分を味わえる。
・今時ってこういう感じなのか、と時代を感じるが、昔に生まれて良かったと時代の移り変わりを前向きに受け入れさせてくれるヒロインに感謝できる。
・不自然なほどに仕掛けられまくった違和感をラストに漏れなく拭い去る、ワンピースもびっくりな伏線回収○
・どんな無茶でも要人を抑え民意を得られれば覆るという革命の手本になる。
・顔がいくら良くても、人間それ以外が大切だと認識できる。
・この作品の感想を聞くことで、今後の人間関係構築の際役立つ。
・時間の尊さを再確認できる。
・今後邦画ではなく洋画を観ようという気持ちになりやすく、国民の英語学習意欲の向上に影響を与えられる。


最後に
校則変える!っていっておきながら全く変わらなかったので
作った側は学生ではなく教師側の意見をお持ちなのかなと想像しました。
そういう目線では謎の敗北感を得られる良い映画でした。
ひろき

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