何気ない言葉も繰り反すうちに
心がギュッと掴まれることがある
粗暴なアルトゥーロは
更正のため施設で奉仕活動に就く
元三ツ星シェフとして料理を教える中で
ここで出逢ったグイドの
「神の舌」に気づくのである
祖父母と暮らすグイドは
自立することで二人が幸せになると信じ
「若手料理コンテスト」に出たいと願い出る
アルトゥーロは
自らの職探しも重なり邪険にあしらうが
グイドの真っ直ぐな想いに負け
共にコンテストに挑む
審査委員長がアルトゥーロの宿敵であったり
心理カウンセラーのアンナが魅力的であったり
アルトゥーロの師匠が助っ人で登場したり
グイドの初恋があったりと
ハラハラさせられながらも
アルトゥーロの眼差しが徐々に和らいで
まるで親子のように
互いを思いやるところにジーン💧
アスペルガー症候群に対しての注意点を
アンナはアルトゥーロに伝えている
言葉を略さずに正しい言葉で教えてほしい
解っているつもりでも・・
「程々」
「用を足す」
「たぶん」
正しく伝えるって難しい
コンテストで
グイドの対戦相手の男子がキラキラしていた
アルトゥーロは
若き日の古谷 一行に似ている気がする
花束は抜きたて根っこつきにかぎる!