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ウォーデン 消えた死刑囚のjunのレビュー・感想・評価

ウォーデン 消えた死刑囚(2019年製作の映画)
3.5
イラン制作の映画を観たの実は初だったかも…🇮🇷
ジャケ写に惹かれて✨

時は1960年代。
イラン南部のある古びた刑務所が空港建設に伴い取り壊されることに。所長のヤヘド少佐の指示のもと囚人たちを新しい刑務所へと移送する中、忽然と1人の死刑囚が姿を消した。今回の任務後に昇進が決まっていたヤヘド少佐は顔面蒼白。躍起になって捜索するが一向に見つかる気配がなく…


鉄条網が張り巡らされた刑務所で看守が目を光らせており、出入り口は一箇所しかない。

この状況で死刑囚は一体どこへ消えたのか。まだ刑務所内に潜んでいる?
それとも既に外?
今にも始まろうとしている解体作業。
果たして所長の判断はーー


もっと雑かなと思いましたが、意外ときっちり作り込まれていました。

ラストをどう捉えるかで評価が分かれる気がする本作。

世界で2番目に死刑執行が多いというイラン。

人を裁くのは神か人か…
色々考えさせられる社会派ミステリーでした。
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