世界の偉人伝 99組目
1862年のロンドンで気象データの収集と最高高度到達記録更新のためにガス気球で大空へと旅立った気象学者ジェームズ・グレーシャーとパイロットのアメリア・レンの伝記映画
上空7000メートルを超え出すとまともに頭が働かなくなり徐々に迫りつつある危険にもなかなか気付けないというしがらみはあるんだろうけど、判断を最も鈍らせるものは "せっかくここまで来たんだから" という理由にあると思う
ただしその葛藤に揺れることができるのは大変な偉業を成し遂げた者だけ
どこまでが実話かわからないけど、降下の際の様々な方法はよくあの状況下で冷静に対処したなと感心できた