しゅん

Mank/マンクのしゅんのレビュー・感想・評価

Mank/マンク(2020年製作の映画)
-
めちゃ良い。1930年代のハリウッドには無数のドン・キホーテがいたという話だった。いくつもの風車、幾人ものドルネシア。だけどパンチョはいない。その錯綜の中でマンキウィッツは『市民ケーン』を書き上げる。

ハーマン・マンキウィッツとマリオン・デイヴィスは実際は同い年なんだけど、親子の歳の差にしか見えない。この年齢のずらしはなんなんだろう。ゲイリー・オールドマンを使ってる時点でわざとだと感じるんだけど。
モノクロの中でレンズフレアと砂埃が生き生きとしている。トレント・レズナーはジャズもクラシックも書けて、もはや辣腕で熟練の映画音楽家。
しゅん

しゅん