kaeru3

Mank/マンクのkaeru3のレビュー・感想・評価

Mank/マンク(2020年製作の映画)
3.5
配役がゲイリー・オールドマンなので、年齢的にハーマン・J・マンキウィッツが大御所の脚本家に見え、しばらくプロデューサーや新聞王たちとの関係を見誤りながら観ていた。。大物たちを相手に反骨精神と話術で渡り合う危なっかしさや緊張感が、少し薄らいでしまっていたような。でもあの滲み出る誠実さのおかげで、展開に説得力があった。
フィンチャーの映画は鋭利でダークでも、ほんのり希望が残るのがいい。パンドラの箱っぽい。
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