蜘蛛マン

Mank/マンクの蜘蛛マンのレビュー・感想・評価

Mank/マンク(2020年製作の映画)
3.4
アカデミー賞ノミネートを記念して。
これを観て面白いと言い切れるような映画偏差値は自分にはないなあ。
ほとんど内輪ネタなのにその内輪の説明が不足しているもんだから、あらゆるシーンを推測や想像で埋めなくてはならず、なかなか疲れる2時間だった。

白黒の映像は美しいし、市民ケーンに寄せた編集も面白いし、ウィットに富んだ台詞回しは特にお見事で、全体的に品質は良いのだと思う。
でもこれ、別にフィンチャーが撮らなくても良かったんじゃないかなあ。
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