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モータルコンバットのrejocquのネタバレレビュー・内容・結末

モータルコンバット(2021年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

作品の存在意義を完全把握し、やりきってる感を高く評価したい映画。

説明が最低限すぎるので、素直な心で言われたことを受け入れる姿勢が必要。
魔界ってどういうこと?全体的にはどういう世界構造になってるの?9連敗の背景を詳しく?サブ・ゼロ?スコーピオン?どうしてその名前に改名を?
などという疑問はかなぐり捨てるのがおすすめの鑑賞態度です。
見るべきは容赦なく仕留めきるアクション。カッコイイキメワザ。

B級ド真ん中ストレート具合が実によき。でも最近のB級はB級でもCGちゃんとしてて時の流れを感じました。

最後の戦いで真田さん出てきて、かっこいいのはいいんですがコールくん美味しいとこ持ってかれっぱなしでしたね。

浅野さんが和製ソー+ヘイムダルなのがなんか面白かったですね。
ずっと目ェ光ってるからちょっと困惑した。人型ビブレストで便利。

編集に違和感やマヌケな間などがあったけどもはや愛嬌だし、余計にアクションシーンが際立つので良かったと思います。
異能系の力はまあどうしたって既視感ありますが、真田さんとコールの連携技、真田さんとサブ・ゼロのサシの戦い、のシーンは工夫されたアクション演出が満載でかっこいいし、氷の表現がきれいでしたね〜まじモータルエルサレリゴー。

急にたった4行の説明でとんでも設定を無理やりねじ込まれるし、中国語分かってなかったけど全部喋らせた真田さんとか、プログラミングされたのかな??ってくらいステレオタイプの演技とセリフを連発するキャラクターたちとか、キメシーン連続でマスクのオン・オフが激しすぎて、1人のゲームキャラの演出シーンをファンがまとめたReel見てるみたいだったり、あらゆる点で隙だらけなのでずっと笑いを堪えながら見れるのがとても楽しかったです。

いいもの見ました。ありがとう。
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