いい。いい意味で裏切ってくれる映画。映画の途中でそれ自体のジャンルを変えてくる映画がこれまでにあっただろうか。それをジャンル転換どんでん返しと自分では勝手に呼ばせてもらうこととした。という初めての映画なのでこの評価。だからこの映画の宣伝の仕方は本当に粋。
血の多いスリラー的なイメージを吹き込んでからのメインは風刺的なブラックユーモアへの転換を感じた。
しかもその風刺はSNS時代に生きる自分にとってはわかりやすく突き刺さった。
序盤の主人公がわからない展開も普通に面白くて、スリラーのジャンルへ一気に引き込むから、風刺へのジャンル転換どんでん返し効果を更に深いものにさせる。
この映画はスリラーでは評価できずそこで評価。
しかも90分。
