ヒカル

シャン・チー/テン・リングスの伝説のヒカルのレビュー・感想・評価

4.5
めちゃ地味なルックスの主人公で、世界中の人々が心配してたと思いますが、大丈夫でした。自分的にはアリータ以来の良質なカンフー要素強めのSFアクション映画で楽しく観させていただきました。オークワフィナさんがお笑い担当で、地味主人公とセットでいい感じだったと思います。

先日の評論家様方大絶賛のスースクが全くのれず、DCEUの復活は限りなく0%と確信しましたが、MCUは本作、エターナルズ、スパイダーマンとポストアベンジャーズを確実に盛り上げていこうという意気込みを感じました。エンドゲームでは自分が付け焼き刃でのれませんでしたが、次の祭には参加出来る様に観ていきたいです。(DCもJOKERとSHAZAMは好きなので、単品販売を楽しんでいきます。)



以下は少しネタバレ




主人公以外のトニー・レオン、母ちゃん、おばさん、妹、忍者の先生も説得力のあるアクションで、テンリングスのCGシーンや、ファンタジー色の強まる後半のCG多用シーンは嘘くさくなり難しいところですが、トニー・レオンと母ちゃんのシーン、バスのシーン、ビル壁面でのシーンなどアクション映画として素晴らしい出来だったかと思います。少なくともジョン・ウィックでのキアヌ・リーブスのノロノロとしたアクションより1番下のおばさんでも上じゃないかと思います。

ただ折角映画館で見るのですから、3D IMAXにしてほしかったです。3Dでしたらファンタジー要素も逆にプラスとなり、もう一回見ようと思ったかと思います。

バーフバリ、ブルース・リー、ドニー・イェン好きにはカンフー、SF、ファンタジーてんこ盛りの本作はmust seeです。
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