KeiRalph

シャン・チー/テン・リングスの伝説のKeiRalphのレビュー・感想・評価

4.0
「テン・リングス」って、前田日明の団体とはなんの関係もなかった(あたり前田)

ほぼアジア系キャスティングでハリウッド大作が作られる時代が遂にやって来ました。世界的な価値観が大きく変動している事もありますが、これも偉大なる先達が様々な差別と闘いながら、その礎を築いて来た成果ですね。ブラックパンサー同様に、大ヒットしますように(肝心の中国本土では公開されないとも聞きましたが)…

作品はMCUフェーズ4(でしたっけ)のひとつの基盤となる作品なので、最早プロットやシナリオに口を挟む余地は無く、とはいえアメコミというより、日本の王道ジャンプ系漫画みたいな印象。コミックにまで手を出すほどのフォロワーでは無いので、間違った解釈かも知れませんが。

アクション傾向はいつものマーベル系+90年代以降の香港アクション÷2といった所?カンフー・ハッスルのポスターが貼られていた辺り、リスペクトも伺えました。

ともかく、MCUの新たなフェーズとして、彼らがどんな関わり方をしていくのか楽しみですね。というか、そういう事ばっかり気になって、各シーンを見てしまうので無駄に疲れます…次はエターナルか…う

◯ベストシーン…ビルに組まれた足場(中国は竹で組む)
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