よしき

シャン・チー/テン・リングスの伝説のよしきのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

テン・リングス×カンフー。マーベル映画の中でも1、2を争うレベルでアクション好きかも。
格闘ゲームのように宙に1hit、2hit、3hit!って見えそうな格闘が気持ちいい。もちろん格闘だけじゃない。シャン・チー(シム・リウ)の走り。あの疾走感も良い。
そしてなによりも、構えですよ。イン・リー(ファラ・チャン)とイン・ナン(ミシェル・ヨー)の構えが美しすぎて見惚れる。『エアベンダー』や『コラの伝説』みたいな。

『インファナル・アフェア』で誰もがハートを射抜かれたトニー・レオン。妻の復讐をする時のスーツの袖捲りがイケメンすぎる。長老のグアン・ボー(ユン・ワー)相手に「若造!」って言うシーンは震える。皇帝感半端ない。
その暗殺者デス・ディーラー(アンディ・リー)さん、まさかの第一犠牲者で不覚にも笑ってしまったが。しかも魂って親玉倒しても戻らないのね。一応シャン・チーの師匠みたいな立ち位置だから、もっと重要人物かと思ってたぜ…。

唯一惜しい点があるとすれば、アボミネーションとウォン。他作品との繋がりを無理矢理入れる必要はなくてよ。その時間をモーリスや九尾のコンコンにやっておくれ。癒しが必要じゃ。

あー、他のキャラたちとの小競り合いが早く見たい!シャン・チー自身は謙虚な感じあるから、対抗意識燃やすのはアベンジャーズ側になりそうだけど。最近で言うとエレーナかな?笑
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