Kyasarin

青葉家のテーブルのKyasarinのレビュー・感想・評価

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)
3.7
西田尚美さんと市川実和子さんが出ている。しか情報になくて。イメージ的にはゆる〜りとした小林聡美さんやもたいまさこさんが出るような映画かな??ていねいな暮らし的なやつかな??と思ったら全然違かった!!良い意味で裏切られた!!

実質主役の女の子、前田のあっちゃんに似てるね。その子の主人公らしくないようなちょっと嫌な面もあるところが魅力的だった。母親がお洒落すぎるのがコンプレックスで色々な趣味に手を出すものの、結局全部中途半端ってやつ。物語が進むにつれて、彼女が大人びた表情になって行くのが見どころなのかも。
あのその主人公の友達の与田ちゃん役の上原実矩ちゃん。映画「来る」にて巫女さん役で「来るよ!」て言ってた子です。彼女がとても良かった!!睨むような眼差しと細すぎ無い体型。プールのシーンなんでとても可愛い!ずっと注目しております!!

これから大人になる、早く大人になりたい若者たちのパートと、ああすればよかった、もしもこの道に進んでいたらどうなっていたか…と考える大人のパートの割合がちょうど良く、そこが繋がるところが良かった。

そしてなにより、全てがお洒落!
お洋服もインテリアもお料理も。
出てくるメニュー全部食べたい!!
はぁちゃんライスにフォーにトマトと卵の炒め物にタコス!

西田尚美さんは安定感あるし、LIFEで鍛えられたコミカルパートの受けの芝居が秀逸。
市川実和子さんのお着物姿は美。

忍成修吾くんがこの世代の役でしかも普通の人ってのも貴重でした。

お店の店員さんの男の子が良い味出てたなぁ、と思ったら芸人さんだったのね。良かった!


若者の甘酸っぱい青春と、大人のわだかまりを解いてゆく好きな作品でした!

ただひとつ、疎遠の友達に急に子ども預ける件は??て思ったけどまああのお母さんならやりかねないか!て落ち着いた(笑)

大人も素敵だけど、若いって眩しいな〜!いいな〜!夢っていいな〜!!!!!


シンハービール、小さなコップで飲んでスパイス枝豆食べてえ!
Kyasarin

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