K

青葉家のテーブルのKのレビュー・感想・評価

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)
3.5
春子の旧友の娘(優子)が美術予備校の夏期講習へ通うため、青葉家で居候をする夏の物語。

青葉家は、シングルマザーの春子、息子のリク、春子の友人のメイコ、その恋人のソラオ。
みんなで協力し合いながら美味しい料理を囲んで暮らす。

家族の形に無理がなくて素敵。
料理家で有名人な母が自慢だけど負けたくない。
何者かになりたい優子のダサくて青臭いけどかわいい青春。



ーーーーーーー好きなセリフーーーーーーー
優子「初めは「わたし最高!」って思うのに、結局しっくりこない。下書き保存だけがたまっていく」

あかね「評価されるのが怖いからそうやって逃げてるんでしょ?しっくりこないんじゃないよ。理由をつけて逃げてるだけじゃん」

優子「うちの母さん、ちゃんと闘ってんだよね。打つべし、打つべしっつってね。だから、納得いってなくても、ダサくても、世に出した方がいいんだよ」

優子母「あなたにそっちで何があったか、どんな出会いがあったか、帰ったら教えてね。話そう?!以上!!」

優子「この夏、やりたいこと1つに絞ろうと思ってたけど、正解は1つじゃないっぽい。ぜーんぶやる!また増えるかも(笑)」

優子「何回考えても私はなりたい自分が毎日変わる。そんな自分めっちゃ嫌いだったんだけど、今はそれでもいっかって胸を張る。だから、数年後また会おう。私は格好良くなる」
K

K