このレビューはネタバレを含みます
正直「ソーとジェーンの絡みってそんなに面白くないんだよな」って1作目から思ってるし「ラグナロクが至高」と思ってるタイプのファンなのであまり刺さらなかったのかもしれない
ロキとGotGが居ないと寂しい
==========
散りばめられる小ネタとディティールの悪辣さ(神々は血液が黄金だからいくら流血しても良いと思ってるスタンスなど)は超好きなんだけど全編を通してなんかあんま締まりなくて飽きちゃう
マイティソーシリーズは「ハチャメチャだけどどうしても憎めないソーに振り回される可哀想な常識人たち(ロキ、スターロード、ロケット等)」がおもしろいのに今作は全員ボケしかおらん
ソーにジェーンをあてがうと途端におもんない普通の男になっちゃうのが……ダークワールドみたいなシリアス世界観でラブロマンスやるなら良いがギャグ映画で中途半端にロマンスされてソーの良さがあんまり生きてなかった感じが…
=========
marvelシリーズが描く「愛」の概念が画一的すぎてちょっと飽きてきた最近。いくら女×女、男×男をやろうが根底にある愛の概念が同じなので表面だけ張り替えたような違和感を感じちゃうなー
情愛を抱き家庭を築き子供を育てることだけが「愛」じゃないと思うんだけど