このレビューはネタバレを含みます
ドルビーシネマズ3Dにて鑑賞。
marvel映画の新作が来ましたね。
相変わらず、監督らしいポップな色使いとギャグのセンスが光る作品でした。
そしてそこから対に描かれる色のない世界。
ここに現れるゴアは流石に怖すぎましたね。
『死霊館のシスター』に登場する悪魔、ヴァラクのような見た目で恐怖でした。笑
ストーリーについてですが、おおよそ原作に忠実なそうですね。
今後ヘラクレスが登場するくだりもうなずけます。
ジェーンとの道はここで閉じることになりましたが、ヴァルハラへ迎えられたラストは良かったと思います。
ヘイムダルの登場はサプライズ感があって良かったです。
ダーシーは久しぶりの登場でしたね！
『ワンダヴィジョン』以来？でしょうか。
あの後彼女と白いヴィジョンがどうなったのか気になっていたので、登場してくれて嬉しいです。
ただなんと言っても個人的にはやはりクリスチャンベイル演じるゴアです。
彼はやはりカメレオン俳優と言われるだけあって、今回も相当仕上がってました。
特に登場が多いわけではないのですが、
さらった子どもたちに話をするシーンなんかは
彼の突出した演技が見れます。本当に怖いです。
ただ色々詰め込みすぎた感はやはり否めなくてですね、矢継ぎ早にさまざまな展開が進むがゆえにそれぞれについて掘り下げることができず、
深みが弱かった気がします。
エンタメ的な作品としてはとても面白いのですが、登場人物たちの深いところへの感情移入が難しい作品でした。
一つ疑問が残るのは、
ヴァルハラのシーンが出てきたと言うことは
サノスに殺されたロキもあそこにいるのでしょうか、、とても気になります。笑
今いるロキはあくまでも『アベンジャーズ』の際にスペースストーンで逃げたロキですもんね。。
