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ソー:ラブ&サンダーのIKのレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
3.6
エレキギターが鳴り響くマーベルスタジオのロゴ、結構好き。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」後のエピローグ且つ新章へのプロローグみたいな内容だった。
今まで以上にソーやその他キャラの内面・心境描写が多く、特にソーは今までの出来事に上手い事区切りをつけられ、新しい旅立ちが出来そうで何より。序盤のヴァンダミング風アクションも良かった。
あと観光地として大成功した新アスガルドの姿は笑ったし、短編「チーム・ソー」に出てたダリルがガイドとして働いてるのも芸が細かい。転職成功おめでとう。

ただ前作「マイティ・ソー バトルロイヤル」と比べると色々物足りないというのが本音。
今回使われてるガンズ・アンド・ローゼズの曲は本編のノリとあってて良いんだけど、前作のレッド・ツェッペリン「移民の歌」の破壊力が凄まじかっただけに、それに比べるとインパクトは薄く感じる。
また前作は「鎖でぶら下げられるソー」、「ボールの跳ね返りを食らうソー」、「ロキの『助けてー』」みたいな小ネタが妙に印象に残ったけど、今作はそういうのが少なかったのもちょっと残念。でもヤギは好き。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの扱いについては、「アベンジャーズ/エンドゲーム」エンディングの後処理程度だったけど、まぁあんなもんじゃないですかね。

で、フェーズ4は一体どこに向かってるの? マジで。
マルチバース系に繋がるかと思ったら、エンドクレジットは全然違う方向だったし。もう1つに纏めず各々勝手にやっていくスタイルでいくのか?
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